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ガールズ&パンツァー劇場版が最高で最高すぎて頭の上でちょうちょが舞った話 

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当初予定されていた劇場公開から2015年夏に延期予告され、そこからさらに待つこと数か月。地上波最終回を首を長くして待機していた頃より遥かに長い時間を要したが、このタイトルはいつだって待たされた時間以上の物を投げ返してくる。
ガールズ&パンツァー 劇場版。戦車と女の子が、砲撃と履帯が、そしてスクリーンが唸りを上げる。



見終わった後は正直「最高…」しか言えない語彙が乏しいマンと化した自分だったが、敢えて言いたい。 最高で最高で最高だった。

ストーリーの運びとか、キャラの見せ方とか、そらもうこんだけ大人数+ライバル校の面子も含めれば、1人1人のキャラ背景の掘り下げは2時間ばかりの尺の中での完結は不可能だろうが、それらは既に地上波やOVAで十分に辿ってきたことだし今更不要である。そういう意味ではお祭り映画だ。ただそこで敢えて、プラウダ校や本編でも出番が後半に偏った風紀委員やアリクイさんチームらなどの掘り下げをはじめ、ほぼすべてのキャラクターに十分な見せ場が与えられたのだから、そのリソースを割く制作側のカロリー消費は相当な物だろう。

戦車戦。これはもう地上波最終回の何百倍ものスケールの戦車戦を延々と見ている感じ。ただ見ている途中で自分は感じた。これはちょっとおかしいぞ、と。鉄の塊がマリオカートみたいに宙を舞い、ぶつかり合い、戦場のギミックを巧みに操っている。尋常じゃない。西住流、狂っている… 、と。あどけない顔した女の子達の掲げる戦車道はこんなにも狂気に満ちているのかと感じたのは初めてだった。そんなトンデモ戦車戦が不思議なことに、スッと脳内に入ってくる。この現象が本当に「おかしい」上にとてつもなく痛快だ。

多分、これは監督でもある水島努氏が手掛けてきた、映画クレヨンしんちゃんシリーズに通じる感覚が根底にあるのだと思う。とんでもハチャメチャな話だけど、それを丁寧に調理し納得させる手腕が水島努監督にはある。それこそ監督の手掛けてきた過去の作品群や、つい最近放送されたアニメ『SHIROBAKO』『監獄学園』の出来栄えを見れば何をかいわんや。これら良作を手掛ける傍らでガルパン劇場版を製作していたのだから、公開延期の不満を言うのは少々贅沢というもの。

今年観た映画の中で例えるなら、『MAD MAX 怒りのデスロード』が感情直結型のハイボルテージの水素電池を直列つなぎにして計算的にオーバーロードさせた狂気だとすると、ガルパン劇場版は地上波~OVAと過去から積み上げてきた膨大な量の水素電池を並列つなぎにした結果オーバーロードした狂気と言えば伝わるだろうか(伝われ)


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パンフレットも本編同様に膨大な情報量。マストで買うべし。


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入場特典。ガルパンに至っては好きなキャラが多過ぎて半ば収拾がつかなくなってきているが、今回の劇場版で軍神西住みほに心底惚れてしまったので当たりでしかない。

とにかくこの連休中は映画館に行って女の子が戦車に乗るアニメを見ると幸せになります。できれば音響設備のいい劇場で。
立川は遠いので自分は機を見て極上爆音してきます。
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