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【レビュー】グッドスマイルカンパニー WONDERFUL HOBBY SELECTION 金剛 胸像 軽音堂Ver. & グッドスマイルカンパニー15周年記念展示会レポート 

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ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』より、ゲームを代表する高速戦艦姉妹の長女・金剛が、造形サークル「軽音堂」の原型師・臼井政一郎氏の手によって象られた、圧巻の胸像姿となって登場。通常版と異なり、臼井氏の指定カラーによる独自の解釈・彩色で、ワンホビセレクションの一際プレミアなアイテムとしてラインナップされた軽音堂Ver. では、より巧みな色使いの濃淡で表現され、金剛という少女の美しい姿を切り取ります。グッドスマイルカンパニー 金剛 胸像 軽音堂Ver. のレビューです。
本商品はワンホビセレクションの例に倣い、グッスマ公式通販限定で2016年2月に発売されたものですが、同年8月20日より開催された『グッドスマイルカンパニー 15周年記念展示会』の物販コーナーでも特別販売アイテムとして発売。今回はその15周年記念展示会の模様と共に、金剛の美しい表情と世界をお送りします。

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▲秋葉原はアーツ千代田 3331で今夏開催中のグッドスマイルカンパニー 15周年記念展示会。
同社がこれまでに発売してきたねんどろいどやフィギュアを一挙展示。今や日本のフィギュアカルチャーのトップに君臨するグッスマの15周年の軌跡を辿れる展示会として話題を呼んでいます。


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▲展示フロア入口の壁。草木の緑に混ざってねんどろいどがお出迎え。


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▲展示ブース。


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▲ブース中央に展示された、グッスマ15周年記念アイテム「木之本桜 Stars Bless You」。
圧倒的な造形と美しさで話題を呼んでいる桜ちゃんの超絶ディテールフィギュア。グッスマの造形力の真髄が込められた逸品であるのは疑いようもなし。


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▲壁面には初期の頃のねんどろから最新のねんどろ、ねんぷちまで一挙展示。


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▲ねんどろ化数最多キャラは間違いなくこの人、初音ミク。


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▲そしてウワサの歌って踊るiDoll×ねんどろいどの初音ミクも展示。
懐かしいボーカロイドの曲に合わせてリズミカルにダンス。これがまた可愛くて凄い。


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▲フロア全体を贅沢に使い、同社が発売してきたフィギュアを年代別に網羅。


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▲フロア奥には最新アイテムも展示。
ねんどろ無名ちゃんかわいいな~。

展示ブースのアイテムは一部を除いて仕切りがないので、間近まで迫ってフィギュアを眺めたり撮影することができます。特にここ5~6年前ぐらいに熱心に集めていたファンの人にとってみれば、「こんなのあったな~!」と感慨にふけれること間違いない上に、最近のアイテムの造形技術のさらなる向上も楽しめる筈。
美少女系にはじまり、メカや男性キャラクターに至るまで、時代の流行と共に歩んできたグッスマ製品の軌跡が辿れる、『グッドスマイルカンパニー 15周年記念展示会』は、2016年 9月4日(日)まで、アーツ千代田 3331にて開催しています。


前置きが長くなりましたが、ここからが本題。同展示会では物販コーナーもあり、過去に発売されたイベント限定品や入手困難なアイテム他、蔵出し特別販売とし多数のフィギュアを販売。イベント開催期間中に随時ラインナップが追加されていきます。その中で今回入手したのが、金剛胸像 軽音堂Ver.。

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グッドスマイルカンパニー 金剛 胸像 軽音堂Ver. (こんごう きょうぞう けいおんどうVer.)
発売時期:2016年2月 ワンホビセレクション通販限定品、他
販売価格 14,815円(税抜き)
原型製作/臼井政一郎(軽音堂)
ノンスケール・専用台座付属・全高:約360mm


外箱からして既に圧巻のボリューム。


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▲全周。その少女、戦艦金剛。
全長約360mmという迫力のサイズ、そしてこの表情。ゲーム中で見せる金剛の快活でお気楽で人懐っこい性格とは真逆の雰囲気と、凄み溢れるオーラ。いわゆる「萌え」とは対極にありながら、かと言ってリアルかと言われるとそうではない。繊細で、不敵で、妖艶。 浮遊感を持ちながらも確かな存在を感じる、他の美少女フィギュアとは一線を画す造形の集合体です。
さて、この軽音堂Ver.。よく見なくても細部に塗料を吹いた跡のような形跡が見て取れます。それもその筈、この軽音堂Ver.に至っては、原型師の臼井政一郎氏自らが全てを塗装。 氏のこだわりを全面に押し出した仕上がりになっているわけです。これが市販のマスプロダクト品だったら、「塗りが荒い!」と言われんばかりの様相ですが、これこそが軽音堂Ver.の真骨頂。 いわゆる胸像というフォーマットの今作においては、胸像本来の「石膏感」であったり、はたまた造形物本来の「手作り感」という面がいっそう強調され、味わい深い雰囲気が所有欲を満たしてくれるのです。


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▲顔周り。
もはやこの金剛を「レビュー」として扱うのも躊躇した魅惑の表情。楽しみ、怒り、愛、狂気。人が持つ感情がそのまま凝縮されたかのような雰囲気。もはや何も言うことはない、というのが本音です。 見て、感じたままに金剛という少女に思いを馳せる。それが正解。


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▲この巧みな瞳の表現。
全て臼井氏の手による塗りで表現。デジタル造形でアイプリも高精細な表現ができるようになった今、この味は決して真似できない人の手によるもの。


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▲一際女性的なアピールが強い口元。
魅惑のアヒル口。生々しくも性的。


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▲巫女装束の襟元から覗く肌。
首筋の流れる様が実に美しい。


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▲電探、トレードマークのフレンチクルーラー、そして流れる後ろ髪。ビッグサイズの造形物にありがちな大味さを感じさせないまとまり具合に注目。


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▲重厚な塗りの金色の注連縄。


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▲本体を支える一見か細い支柱が、高級感と人体解剖図にも似た繊細感を演出。
さらに支柱の下部は艦首を模した造形で、船底部分はマジョーラ系の光彩を放つ彩色に。


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▲落ち着いた高級感あふれる台座。


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▲よりダークな雰囲気を強調して。
鮮やかにバシッと光を当てた時の表情もいいんですが、陰影をつけた方がこの金剛の持つ本来の凄みが味わえる気がします。鬼気迫る存在感でありながらも、どこかやさしさとやわらかさを併せ持つ。臼井氏の描いた金剛だけが秘めた世界、実に深淵です。


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以上、グッドスマイルカンパニー 金剛 胸像 軽音堂Ver. のレビューでした。フィギュアを集める趣味を初めて何年も経ちますが、今までの自分の人生で出会ったフィギュアの中でも、一番底知れない魅力と謎、存在感を持ったフィギュアだと思います。 初回のアナウンス時に泣く泣く受注を諦めた過去の自分をはっ倒してでも、もっと早めに出会っておきたかった。それ程までに味わい深く、そして計り知れない魅力に満ちています。そして改めて購入できる機会に巡り合えたという点においても、今回のグッスマ15周年記念展示会はまさに青天の霹靂。購入を逃した方、可能なら是非展示会の期間中に足を運んで手に入れてみてください。実際に体験した自分がはっきりと断言します。金剛という少女の底知れない魅力に打ちのめされてください。 そして金剛胸像を傍らに、造形とは何か、キャラクター像とは何かと、色々考えを巡らせるのも楽しいひと時になるでしょう。
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