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S.H.MonsterArts 輝響曲 ゴジラ(1989) 

怪獣フィギュアに求める物ってそもそもどんな要素があるだろう?と、この歳になってふと考え込むきっかけがあった。
恐らく怪獣フィギュアに「求めるファクター」というものは、対象年齢層の振り分けによって大きく異なってくる。この線引きは昔も今も大して変わらないように思える。キッズ向けならば丈夫で壊れずに遊びやすいソフビ製、少しラインを上げれば電動ラジコン要素を取り込んだ変わり種、海外メーカーならば予想の斜め上をいくギミックさえ仕込んでいる物もある一方、ハイエイジ向けではとにかく雛形を思わせる劇中同様の存在感が漂うディテール、そして圧倒的なボリュームが求められる。

はい、平成ゴジラに夢中になったそこのあなた。今列挙した要素を全部盛り込んでしまったヤバいゴジラが出てしまいましたよ。

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▲S.H.MonsterArts輝響曲 ゴジラ(1989)
光る、音が鳴る、咆哮する。それでいてハイディテール。欲張りすぎでしょう。


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▲メーカー小売価格19,980円。ターゲット層狙い撃ちの価格設定だ。
ギミックについては実物と多少の差はあれど、公式動画の解説が一番わかりやすいのでご覧いただきたい。




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▲MonsterArtsでは既にゴジラが何度も立体化されているが、過去のMonsterArtsから一回り大きいサイズにまず度胆を抜かれる。
怪獣のフィギュアなんてどっしりしてなんぼで、いくら技術は進歩しても可動なんて二の次でいいと思っていたが、これがまぁすんなりしなやかに動いてくれる。よりにもよって1989年版をチョイス、そして原型に酒井ゆうじ氏を迎えたことで、既にゴジラフィギュアとしては優勝レベルの域。ビオゴジ版がベースだが、個人的な印象としてはvsキングギドラ以降のテイストも若干感じ取れるあたり、これぞ「平成ゴジラ」という錯覚を起こしてしまう要因だろう。


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▲今までのモンアツゴジラとは圧倒的に異なる目と口の表現に注目していただきたい。
何を隠そう、音声発光ギミックよりこの造形自体が輝響曲ゴジラの必殺ファクターなのだ。


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▲マッシブな胴体とでっぷりとした足の肉付き感、何より外皮の質感が既にKing of Monster。


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▲ギミックの動力源となる電池ボックスは上半身をすっぽ抜くことで露呈する。
上体の可動軸をそのままに、サイズから来る胴体内部の容積をそのまま電池ボックスにしてしまう豪気な作り。


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▲背びれの発光は根元に当たる部分にパネル状にLEDを仕込むという驚きの構造。
普通なら背びれまでLEDやら光ファイバーなんかの配線がされていそうな物を、根元から平面で光らすという、製造過程上のハードルを下げつつも理にかなった作りに思わず唸りが。


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▲ギミックの操作は背びれのボタンで。
この場所なら見た目への影響も少なくていいかと思いきや、ちょっとこのボタンの反応が残念。しかもこのボタン1つで音楽・咆哮・発光を発動するので、ラジコン感覚で「好きな時に好きなエフェクトを発動できない!」というジレンマを抱えてしまっています。
このあたりは「超合金ヤマト」あたりのリモコン式にしてしまえば全て解決しそうなものですが、そうなるとリモコンの赤外線電波受信部を設けなければいけなくなるので、構造とビジュアルの両立で難しいところがあったように思います。


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▲放射熱線ギミックの発動はほぼランダムになるので、写真に収めようとするとかなり手こずります。
背びれの発光はまだしも、熱線を吐いてる時の口の中、真っ赤に光ります。いやそこは青じゃねーのかよ。
あとサウンドの音量、気持ち小さいかな~~? ちょうど知り合いのDXヘボットを触らせてもらったらめちゃくちゃうるさいくらいの音量だったので、余計に輝響曲ゴジラの音の小ささが気になりました。ボタン電池3つで動作する上にスピーカーらしき出力穴も表からは見えない作りなので、これで迫力あるサウンドを叩きだすのも限界があるだろうって気はしますが。


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▲それはともかくヤバくないですか、このビジュアル。
個人的にvsビオランテでのゴジラは、三原山から爆炎を背に出現するシーンと、大阪の市街を悠々と破壊して進むシーンが優勝候補だと思っているので、情景パーツ等と合わせると破壊神降臨って感じです。通常のモンアツに比べてはるかに大きいサイズも効果大。ギミックについてはよく詰め込んだなと思う一方、痒いところにまだ手が届かない印象もありますが、指先ひとつで音楽が鳴って咆哮して、その上光って放射熱線ブボォアーーーってできるビオゴジなんて、多分後にも先にも輝響曲だけですよ。
昔小さい頃に自動歩行して口も自動で開いて咆哮する電動ゴジラを親に買ってもらいましたが、絶妙に不細工なその顔に子供心ながら幻滅したものでした。
あれから数十年。ゴジラは何度でも生まれ変わって僕らの前にやってくる。そんな未来が今、ここに。
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Comment

Name - 名無しさん  

Title - 

>>昔小さい頃に自動歩行して口も自動で開いて咆哮する電動ゴジラを親に買ってもらいましたが、絶妙に不細工なその顔に子供心ながら幻滅したものでした。

ほんとそれ

これこそまさに子供の頃、頭の中に思い描いていた理想のゴジラそのもので感動ですよ!
2016.11.05 Sat 23:05
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.11.06 Sun 19:51
Edit | Reply |  

Name - べるべる  

Title - Re: タイトルなし

>>名無しさん
> これこそまさに子供の頃、頭の中に思い描いていた理想のゴジラそのもので感動ですよ!
造形については本当に「やってくれた!」って感じで、ギミック以上に満足できました。課題点こそありますが、もし次があるなら克服した上でシリーズ継続して欲しいです。
2016.11.08 Tue 16:56
Edit | Reply |  

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