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【レビュー】グッドスマイルカンパニー 合金島風 

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ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』より、俊足を誇る駆逐艦・島風が合金仕様のアクションフィギュアとなって登場。figma同様のアウトラインを保ちつつも、各所に合金パーツを採用することで、アクションフィギュアとしての剛性と質感を向上。さらに連装砲ちゃんに変形ギミックを盛り込むことで、通常とは異なるメカニカルな姿の島風へ。グッドスマイルカンパニー 合金島風のレビューです。
島風の可動物はfigmaでほぼ満足できる内容でしたが、合金島風はfigma以上に触るのが面白く、FA;G等に通じる「メカ+女の子」要素を合金仕様でかっちりとした可動にバージョンアップ。
個人的には2016年ベストバイと言っても差支えのない、非常に高い完成度に仕上がっています。

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グッドスマイルカンパニー 合金島風
発売時期:2016年11月 
販売価格 14,800円(税抜)



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▲中身のブリスターは2段。
内容物でみる限りは比較的コンパクトな印象を受けますが、その実プレイバリューはかなりのもの。


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▲島風本体。外観はfigmaとさほど変わらず。
やや顔が丸い以外は概ねfigmaと似通った体型で、このままの状態でも可動フィギュアとしてはかなり洗練されたプロポーション。塗装精度は粗を見つけるのが困難なほど丁寧。島風本体の合金仕様箇所は膝・そして股関節部分。合金の恩恵で程よい重量感があり、自立の安定性も確保されています。


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▲特筆すべきはそのサイズ。
figmaより一回り大きいサイズが特徴。


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▲デフォルトの表情パーツ。
島風らしい、どこか眠たげな目元が特徴の通常顔。やや鼻立ちに主張がなく全体的に平べったい印象を受けますが、概ね島風の特徴は捉えています。


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▲交換用表情パーツその1、笑顔。


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▲交換用表情パーツその2、攻撃顔。
栗みたいな口しやがって。表情パーツは上記3種類。


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▲うさ耳のようなリボンの根元は合金製のボールジョイント。
リボンは変形の際に着脱させる他、ボールジョイントの恩恵で微妙に角度を付けることが可能。


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▲後ろ髪は跳ね上げるように可動、ロール軸で横にも回転。
背部に連装砲ちゃんを取り付けた際に干渉しないように、髪の毛はフレキシブルに可動・回転。動きの表情付けにも役立ちます。


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▲胴体。おへその窪みはうっすらと。


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▲合金パーツ製の股関節を採用。
よりによって島風の一番危険な個所を除き込まなければ確認できないという憎い仕様。お尻の形的な話ではfigmaの方が腰を突きだした時に綺麗なお尻の形に見せることができますが、合金島風の場合は変形状態時に重心がブレることを防ぐ意味も含めて、フラつきの少ない合金関節で下半身からボディを支えます。


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▲五連装酸素魚雷。変形すると魚雷が指のように可動する巨大アームに。


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▲交換用手首一式。
手首の差し込みはどれも程よく固めで、尚且つ抜き差しに苦労しない丁度いい塩梅。持ち手も握りがちょうどよく、長い得物の武器を持たせても保持に苦労することはありません。


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▲専用台座。
島風本体を支えるアームの他に、両サイドに連装砲ちゃん用の支持アームも内蔵。さらに背面には連装砲ちゃんハンマー用の支持アタッチメントも内蔵するなど、機能性万全な台座。


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▲島風本体の可動。
腰の回転に少々物足りなさは感じるものの、何よりも素晴らしいのは関節の固さ。アクションフィギュアとしてこれ以上ない程に快適な固さで、重たい得物を支えるのに十分な仕込みと可動範囲が確保されています。


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▲大中小3体の連装砲ちゃん。
変形ギミックを内蔵するため、可動箇所はそれぞれ異なります。


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▲連装砲ちゃん大は手首と足首、砲塔が可動。
変形するとヘルメットと背部ブースターのパーツの一部になるため首は回転せず。


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▲連装砲ちゃん中は手首と首が可動。
砲塔部分は固定。連装砲ちゃん中は変形することでハンマーになります。


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▲連装砲ちゃん小は足首と砲塔が可動。
連装砲ちゃん小は背部ブースターに変形。


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▲連装砲ちゃん3種類それぞれ専用の台座も付属。


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▲従来のfigmaと同様に連装砲ちゃんと絡めて遊ぶことも可能。


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▲おいしい重油、500ml。
やっぱ艦娘ってそういう生態系なんだな、と気付かされる付属品。


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▲そして3基の連装砲ちゃんが変形して島風と合体。これぞ合金島風。
変形過程は少々複雑ながらも、変形においてほぼ余剰パーツが出ない構造は驚異的。 つまり連装砲ちゃんのパーツが全てこの島風と合体していることになります。しかも変形・合体させたことで生じるポロリや可動の干渉になる要素は一切なく、他の変形フィギュアにありがちなストレス要素が極力排除されている点も見逃せません。


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▲頭部ヘルメットのバイザー部分も差し替えなしで展開。


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▲ヘルメット後頭部に島風のリボンを装着。
元の島風のパーツも余すところなく装備。煩わしい余剰パーツの管理に悩まされることなく、相互の変形を楽しめます。


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▲腕部と脚部の追加装甲は全て連装砲ちゃんのパーツ。


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▲左腕の追加装甲には五連装酸素魚雷アームを装備。
バンシィのアームド・アーマーVNを思わせる巨大な武装。


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▲背部連装砲ちゃんブースター。
ばっかりと2つに割れた連装砲ちゃんを左右の腰に装備。加速ブースターを思わせる構造がカッコいい。


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▲連装砲ちゃんハンマー。
持ち手となるグリップは金属製。しかも連装砲ちゃん自体の変形はシームレス。


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▲大きなアクションポーズを取らせてもストレスになる要因は皆無。
適度に固く必要十分な可動範囲が確保された関節と専用台座が、島風のアクションを完全にアシスト。


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▲普通ならばバランスを保つのが難しいポーズでも、合金島風ならば自立が可能。
長い得物の両手持ちは重心が偏り、普通のフィギュアなら支持なしでは困難なポーズ。仕込みがしっかり効いた肩関節と、下半身のフラつきを抑える合金製股関節の恩恵で、ばっちり自立。


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▲連装砲ちゃんハンマーは打撃武器としてはもちろん、そのまま砲撃用としても機能しそうなロマン武器。
しっかりとした設定がないおかげで、自分自身で思い思いのポーズを作り、それがかっちりとキマる。「女の子+メカ物フィギュア」系にありがちな、「カッコいいけどパーツ干渉が激しく外れやすかったり、関節が緩くてポーズが決まらない!」というジレンマから完全に解放された完成度がここに。


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以上、グッドスマイルカンパニー 合金島風のレビューでした。2016年ベストバイなフィギュアに選んだ理由は、ここまでくればおわかりいただけるかと思いますが、

①変形・合体において余計なパーツがほぼ存在しない
②必要十分な可動域と剛性を兼ね備えた関節
③変形・合体時に干渉することのない可動構造と、長い得物の構えポーズもかっちりと決まる安定感


これらのポイントを同時にこなすことができる女の子型の可動フィギュアは、はっきり言ってそうそうないと思います。 しかも複雑な連装砲ちゃんの変形も、「こういう仕組みになっているのか!」という驚きの構造になっており、開発側の執念とも言うべきシームレスな変形過程の連続は凄いの一言。 エポックメイキングな内容であり、その実基本を抑えた堅牢な作り。合金島風の原案自体が、しずまよしのり先生自ら出している点も相当来てます。 生みの親が変態ならばその玩具も変態(褒め言葉)。動かすのが楽しくなるカッコよさとギミックを併せ持った、オンリーワンな魅力が詰め込まれています。シリーズ化は難しいかもしれませんが、あわよくば合金天津風とか出たら面白いかもしれませんね。
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