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【レビュー】S.H.MonsterArts ゴジラ(2016)第4形態覚醒Ver. 

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映画『シン・ゴジラ』より、東京を灰燼に化せしめたゴジラ第4形態、その放射熱線を吐きだす覚醒した状態が、S.H.MonsterArtsで立体化。S.H.MonsterArts ゴジラ(2016)第4形態覚醒Ver.のレビューです。
アナウンスされた頃から気にはなっていたものの、いざ予約開始となってみれば早々に受注が締め切られたため、敢え無く二次受注分で予約をかけたので、当初の予定より1か月程遅れて着弾。通常版より遥かに高いプレイバリューと存在感で、シン・ゴジラのアクションフィギュアとしては天井へと達した感のある出来へ。発売以来高騰してしまった通常版を手に入れられなかった人も、この覚醒ver.さえあれば全て満足できてしまいそうな内容で、非常に満足度が高いです。


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S.H.MonsterArts ゴジラ(2016)第4形態覚醒Ver.
発売時期:プレミアムバンダイ限定品 2017年 7月(1次受注分)・8月(2次受注)・9月(3次受注/抽選販売)
販売価格 15,984円(税込)


元の通常版と同じですが、外箱はかなりの大きさ。ゴジラ本体もかなりのボリュームなので、高額帯に思える価格設定にも納得。通常版と比較し3000円程価格が上乗せされていますが、クリア成型への変更とオプションの増加で、むしろ唯一無二のアドバンテージを得ています。


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▲ゴジラ本体。血走ったような皮膚に放射能の光が満ちた、荒ぶる覚醒状態をクリア成型で再現。
個人的にシン・ゴジラの立体物の最適解としては、ドカンと飾ってなんぼだと思うので、その点を踏まえると少年リック版や雛形レプリカが至上ですが、S.H.MonsterArts においては覚醒ver.になったことで、真のポテンシャルが引き出されたのではないかと思います。まずプレバンの後発商品あるあるで、塗装がブラッシュアップされたこと。 これによって、通常版での不満点だった塗装の荒さを克服し、素置きでも非常に満足のいく姿になっています。個人的にはもう少し太ももにボリュームがあれば満点の造形ですが、迫力のサイズもさることながら、大きすぎて逆に動かしにくいということもなく、「アクションフィギュア」として見ると、この覚醒Ver.シン・ゴジラはある種の到達点まで達しているように感じます。


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▲禍々しい形状の頭部。
通常版では塗装で潰れがちだった造形も、覚醒ver.でははっきりと浮きあがり、シン・ゴジラ本来の頭部により肉薄。左右で異なる表情も設定に忠実で、瞳の不気味な視線も文句なしです。


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▲顎部はジョイントで開閉、咆哮状態を再現。
劇中において、第2~第3形態は昭和ゴジラの音声を、第4形態では平成ゴジラの音声で咆哮していたのが、非常に「庵野的解釈」のように思えて印象的でした。


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▲全身が変色した状態。
特徴的なのは、胴体~下半身にかけて元の通常版の彩色を残しつつ、さらに覚醒した紫の塗料で質感を出しているところですね。背びれに至ってはシャープな形状とクリア成型が相まってとても美しく、尻尾の突起状の造形も非常に細かくて見応え抜群。


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▲シン・ゴジラ最大の謎を呼ぶ尻尾先端部。
第5形態への変体の予兆を思わせる不気味な形状の尻尾先端部。


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▲パーツの差し替えで先端部も変色した状態に。
覚醒状態では尻尾からも放射熱線を吐きだすため、専用の差し替えパーツが付属。人間の口を思わせる部分が何やら示唆的です。

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▲湾曲した顎部と瞬膜を纏った頭部も付属。
放射熱線を吐き出す際の頭部も、パーツの差し替えで徹底再現。瞬膜とは主に魚類が得物を狙う際に目を保護するもので、ゴジラも熱線を放出する際に、自らの眼球を保護していましたが、その状態をもパーツの差し替えで補完。


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▲付属の放射熱線エフェクト。
爆炎状のエフェクトと台座、レーザー状になった細い熱線が2本付属。口から放射させるエフェクトは魂STAGEを使って固定させます。


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▲第2形態、第3形態とのサイズ比較。
品川君からでっかくなりすぎ。


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▲細かい表情まで自分で変えられるのはS.H.MonsterArtsならではの強み。
シン・ゴジラ自体は劇中でそこまで大仰な動きををせず、ひたすらに巨大な恐怖の化身となっていたので、本体の可動性能云々についてはそこまで言及する気はないのですが、このサイズと造形で巨大な尻尾を自在に動かしたり、咆哮させたりといったポーズの遊びの幅は、S.H.MonsterArtsでしか成し得ない域になっています。


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▲劇中で最も美しく、最も悲しいシーンとなったゴジラの放射熱線シーンを付属のエフェクトで限りなく再現。


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▲ヤシオリ作戦時に発動させた尻尾からの放射熱線。
大ボリュームに加えてのケレン味が増加するエフェクトで、迫真の覚醒ゴジラの姿をこの手に。


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▲Who will know.

以上、S.H.MonsterArts ゴジラ(2016)第4形態覚醒Ver.のレビューでした。内容自体は通常版にオプション追加、塗装の仕様変更によってプレイバリューが増した豪華版であり、完全上位互換品と言っても差支えないです。特筆すべきは塗装の質感の変更に伴い、通常版で指摘されていた塗りの荒さが改善された点。ようやく求めていたS.H.MonsterArts版シン・ゴジラが手に入ったという感慨は大きく、ボリューム・満足度共に後発品の名に恥じない十分な逸品になっていると思います。余談ですが、パッケージの中蓋には既にアニメ版『GODZILLA -怪獣惑星-』のS.H.MonsterArts化がプロモートされており、こちらも映像本編の内容によっては欲しくなってしまいそうなビジュアルなので、今秋の公開に期待です。
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