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【レビュー】ROBOT魂 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様) 

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グリプス戦役を駆け抜けた宇宙世紀を代表する傑作MS。ROBOT魂 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)のレビューです。ことMk-IIにおいては今までガンプラやアクションフィギュアで多数立体化されてきた年季の入ったMS。それをROBOT魂でリアレンジするとどうなるか。最初はSNS上で広まった評判で即時購入は避けていたんですが、実際に遊んでみての評価は少なくとも当初の予想とはいい意味で裏切ってくれる形となってくれました。

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ROBOT魂 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)
発売時期:2014年12月 
販売価格 4,860円(税込)

SIDE MS枠でゼータに続く形でリリースとなったMk-II。パッケージ裏面にガルバルディβを蹴り飛ばした新訳での印象的な回し蹴りシーンを大体的にフィーチャー。今回のMk-IIはこの回し蹴りの再現が推しのようです。エゥーゴ仕様となっていることはいずれ当然のようにティターンズ仕様が出てくると思われますが、その時は3体買い前提なのか…?


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Mk-II本体。プロポーションはいわゆるMGのver.2.0以降に主流になりつつある、マッシブさと現代的解釈が同居したゴリラ体型寄り。個人的には若干中途半端なアレンジかなと思いますが、実際に遊んでみると程よいマッシブ具合がしっくりときます。塗装精度は極めて高水準。気になるムラや荒れは特に見受けられません。


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顔周り。やはりアップにしても乱れのない塗装で卒なくまとまっています。カメラアイのメタリックグリーン調の仕上げももはや定石。


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恐らく大半の人が違和感を受けるであろう部分がマスク部のへの字型のインテークの位置。正面から見るとよくわかりますが、かなり上の位置にインテークがあり、多くの人が思い描く「Mk-Ⅱの面相」と食い違うことから、「こいつは誰だ」状態に陥りやすいのだと思います。


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一概にこのインテーク位置に害があるわけでもなく、横顔を眺めるとこれはこれで整ったイケメン顔のMk-Ⅱに。これは好みが大きく分かれるところになるででしょう。


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首の左右の回転はスムーズ。後述するバルカンポッドを装備するとクリアランスがなくなるため回転は窮屈になります。


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対して大きく顎を引いたり仰向けにする動きにはあまり追従しない首元の構造。


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肘関節の可動はスムーズに170度ばっちり曲がります。肩関節の水平方向スイングへの追従はやや控えめ。関節根元のブロックが可動しないため、せいぜい90度が限界です。


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対して驚異的とも言えるのが肩関節の前方向への引き出し。関節根元から大きく開くように前方へ引き出せます。SIDE MSでここまで変態的な引き出し可動を持つ立体物は最近では珍しいかも。


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胸部・腰部の2点が屈みこみ・仰け反りの動きに追従。


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腰の回転。何も障害がないと思いきや意外と回転幅は窮屈です。左右せいぜい30度前後で回転できなくなってしまいます。

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膝関節の可動はやや控えめと言った印象。ばっちり170度可動とまではいきませんが、これだけ曲がれば凡そのポージングには対応できます。対してスリッパ爪先部分は大きく開いたりと、何とも両極端な性質を持っています。残念ながら足首元のシリンダーなどのディテールは塗装されておらず。


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回し蹴りができるという触れ込みどおりの性能を持つ股関節の開脚。水平角度まで開脚できます。


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バックパックのビームサーベルホルダーは前後に可動。基部のエネルギーパイプはメタリックグレーの塗装で再現。


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ビームサーベルのグリップにはホルダーに固定するための凸部分があります。そのためサーベルの持ち手も独特で、凸部分を差し込むような形状になっています。形状的に凸部分が目立つので、ユニコーンガンダムみたいにホルダー基部に発振口を差し込むようなタイプの方が個人的には好きです。


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ビームライフル。フォアグリップとセンサーは可動式。


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Zガンダムと共用できるエネルギーパックは着脱可能。


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ハイパー・バズーカはリアアーマーのラッチにマウント可能。説明書に記載はありませんが、バズーカのマガジンは着脱可能で、サイドアーマーにマウントできます。


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シールドは設定通り伸縮機構を差し替えで再現。裏側には予備のビームライフルのエネルギーパックを内蔵。


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頭部バルカンポッド。首周りが狭いので取り付けは一度頭部を抜いてからバルカンポッドを接続した方が破損等を防げます。アンテナ部分は非可動。当然ながらさらに首周りのクリアランスがなくなるので、首の回転はかなりきつくなります。


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フル装備状態。


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アクションポーズ時に首を引き出して上を向かせることができないのが少し不便。


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ビームライフル。前述した肩関節の引き出し機構の恩恵で、両手持ちはかなり楽に決まります。


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ハイパー・バズーカ。グリップは可動式。


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ビームサーベル。発振パーツはクリアーピンク。


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回し蹴り。新訳劇場版でMk-Ⅱとムーバブルフレームの驚異的な運動性能を強く印象付けたシーン。


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最後はゼータと一緒に。


以上、ROBOT魂 ガンダムMk-II(エゥーゴ仕様)のレビューでした。前評判で耳にしていた通り、原作イメージの手堅い傑作MS、という出来ではありませんでした。可動性能に振り切ったアレンジというわけでもなく、かと言ってその可動性能もよく動く部分と動かない部分が両極端で同居し、結論としてどっち付かずという印象が全面にあります。マスクのインテークの位置も好みが分かれるでしょうし、オプションもシンプルなために、値段の高騰も手伝って定価で買うと納得いかないという部分も出てくるでしょう。ですがそれらを踏まえて個人的にこのROBOT魂Mk-Ⅱ、ガルバルディを蹴り飛ばした「回し蹴りが綺麗に決まるMk-IIのアクションフィギュア」と考えると、首元の動きを除いて全体のアクション面ではそこまで不自由な部分はないように思います。関節の仕込みも堅めに設定してあるので、気兼ねなく動かすことができるのが美点。特筆すべきは肩の引き出し構造で、久しぶりにここまで肩関節を引き出せるROBOT魂に触れることができただけでも、ネットの情報に左右されて未購入のまま終わらずに済んでよかったと思っています。プレミアムバンダイ受注商品のG-ディフェンサーと合わせて遊んだ時に、また最終的な評価は変わってくるかもしれません。そういう意味では、まだこのMk-IIは伸び代を持っているのではないかと思います。
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