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【レビュー】ROBOT魂 Zガンダム 

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エゥーゴとアナハイム・エレクトロニクス社による共同開発計画「Ζ計画」で開発された機体の一つにして、同計画中枢にして後のMS開発史に大きな影響を与えた試作型可変MS。ROBOT魂 Zガンダムのレビューです。前回のガンダムMk-Ⅱより先行して発売され、順番としては逆に辿る形でゼータに触れる形となり、また発売当時もMk-Ⅱの時と同じくしてあまりいい評判を聞きませんでしたが、こうして往年の宇宙世紀MSが最新フォーマットで発売されていく機会となったのは、それはそれでありがたいことなのかもしれません。

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ROBOT魂 Zガンダム
発売時期:2014年10月 
販売価格 4,860円(税込)

発売時期が2014年10月とだいぶ時間を置いてしまいましたが理由は前述の通り。発売時は購入を控えていました。値段も調べたらMk-Ⅱと同じ設定にされており、大振りな付属品が多いゼータと方やシンプルな付属品のMk-Ⅱと考えると、ちょっと腑に落ちないところが出てきてしまったり。


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ゼータガンダム本体。プロポーションはかなり現代的な解釈で纏められており、長身・細見のシャープな造形が光ります。塗装の精度も文句を付けようがないくらい綺麗。細部のディテール再現も凝られていて、造形自体は個人的にかなり満足度が高いです。ゼータの最大の特徴である変形は完全オミット。ここは完成品アクションフィギュアとして致し方ない部分なので許容するしかないです。


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頭部。庇が深くカメラアイも細いため、覗き込むような角度でないと目力が足りない面相になってしまいますが、概ねカッコいいゼータの面持をしています。


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問題となるのは可動面。まず首元は左右の回転に殆ど余裕がなく、また顎を引いたり上を向かせる動きにも殆ど追従できない機構になっています。解決するには襟元にクリアランスを設けたり、首を延長するなりして余裕を持たせるしかなさそうですが、このままだと作れるアクションポーズの幅はかなり制限されてしまうと言っても過言ではないでしょう。


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肘関節の可動は優秀。腕の水平方向のスイングも、一見持ち上がらなそうな作りをしていますが、肩アーマーの外側が開くおかげで水平角度までは動かすことができます。ついでに腕を動かす際、やたらと肘の赤い外装パーツが外れやすいので、気になるなら接着してしまった方がストレスにならずに済みます。


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そして肩関節の前方への引き出し。Mk-Ⅱ程ではないですが肩関節が前方に開くおかげで腕を胸の前に持ってくることができます。


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上半身には腹部に屈みこみできる可動軸を内蔵していますが、スイング角度は朝目。仰け反りにも追従はしません。


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腰の回転。干渉するような造形はしていないのにめちゃくちゃ窮屈で殆ど回せません。個人的に四肢の可動性能がしょっぱくても腰さえ回転してくれれば割と許容できる性分なんですが、変形機構オミットにしてこの腰の可動性能だとちょっと納得できないかも。


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膝関節の可動。脹脛部分を押し込むことで可動範囲が広まり、十分に曲げることができます。爪先部分も内蔵した可動ポイントで綺麗に伸ばすことが可能。


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股関節の開脚はサイドアーマーをずらせばほぼ水平角度まで開脚します。


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形状からしてゼータ系のMSは足の接地性能がよくない物が多い中、足首元のジョイントに自由度があるため、自立はもちろんアクションポーズにおいてもしっかりと接地してくれます。


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背部フライングアーマーのテールスタビライザーが可動。左右のウイングは引き出すことができます。


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ビームライフルは銃身が伸縮。銃身と腕との干渉を考慮してか、グリップ部分はZZの2連装メガビームライフルのように根元がボールジョイントになっていますが、持たせる際にやたら外れるので注意が必要。


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エネルギーパックは着脱可能。Mk-Ⅱのエネルギーパックと互換性があります。


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ビームライフルは肘のハードポイントへマウント可能。


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シールド。接続アームが微妙な角度調整に対応できる構造になっているので、ポージングの際に干渉しやすい形状のシールドながら融通が利き易いように配慮がされています。


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腕の2連装グレネードランチゃーはパーツ差替えで発射形態を再現。肘のハードポイントにマガジンも装着できます。


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ゼータの代名詞とも言えるハイパー・メガ・ランチャー。銃身は優にゼータの身長を超えるサイズで、発射形態時はさらに銃身が伸縮展開して延長します。


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銃身サイドのグリップを展開させての両手持ちポーズも楽に決まります。大きな武装ですが、保持にはそれ程苦労しません。魂STAGEのアシストなしでもきちんと構えてくれます。


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左手専用で付属するロング・ビームサーベル用の持ち手首。ハイパー・メガ・ランチャーの銃身後部の凹部と合わせて保持させます。同様にビームライフルのロング・ビームサーベル形態時にもこの手首を使用しますが、どうせなら右手側の持ち手首も欲しかったです。


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首と腰の可動が窮屈なだけに、作れるポーズの幅がだいぶ狭まってしまうのが非常に残念。


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ビームライフル。


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ビームサーベル。グリップは1本のみ付属。発振パーツはロング・ビームサーベルと共用なのでやや短め。


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ハイパー・メガ・ランチャー発射形態。やっぱり長物武装は外連味が出てカッコいい。


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大迫力のロング・ビームサーベル。


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ビームライフルもロング・ビームサーベルとして使用可能。


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投擲。


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何気に平手の交換手首がグワッと大きく表情が付いているのが嬉しいです。


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以上、ROBOT魂 Zガンダムのレビューでした。残念ながら原作のMS設定同様、「ピーキーなMS」という性格まで模してしまったかのように、アクション性能自体はそこまで褒められる物はなく、動かすにはやや気難しい一面があります。特に首と腰がそのままだと可動範囲が極端に狭いので、何らかの改造をしなければ満足する可動を得られないのが惜しい。但しその造形自体に不満はなく、ことゼータのシルエットは立体化するにあたって非常に難しいであろう要素が多分に含まれるので、それらをうまくまとめてROBOT魂サイズに凝縮してきたのには素直に驚きました。あとは百式あたりが出てくれれば個人的には御の字なんですが、リファインされているであろう強化型ZZあたりとも並べてみたいです。
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