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【レビュー】S.H.Figuarts ダース・ベイダー 

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かつてジェダイの騎士として選ばれし者。フォースにバランスをもたらす者が暗黒面に堕ちた姿。SF映画の金字塔「STAR WARS」から、あの世界一有名な悪役がS.Hフィギュアーツに登場。S.H.Figuarts ダース・ベイダーのレビューです。
2015年――EPISODE7の公開に沸くまさにスター・ウォーズ・イヤーなこの年、玩具業界各社がこぞってスター・ウォーズブームに乗り出す中、海洋堂のリボルテックに続く形でバンダイがリリースしたフィギュアーツ・STAR WARSシリーズ。魂ネイションズなどのイベント展示で、その世界観に見事にマッチしたディスプレイで度胆を抜かれた人も多かったのではないでしょうか。

↓続きはこちら↓

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S.H.Figuarts ダース・ベイダー
発売時期:2015年4月 
販売価格 5,940円(税込)

フィギュアーツ・SWシリーズ第1弾としてストーム・トルーパーと共に同時発売。初回特典として「Episode VI 運命の闘い」のスペシャルディスプレイスタンドが付属。


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ダース・ベイダー本体。オビ=ワンとの戦いで四肢を失い、全身に大火傷を負い自然呼吸もできなくなり、かつてのフォースの強大さは失われたものの、漆黒のサイボーグスーツに骸骨のようなマスクと、一度聴いたら忘れることはできない不気味な呼吸音はフォースの暗黒面の象徴そのもの。大柄な劇中姿に基づき、プロポーションはマッシブさと可動フィギュアとしてのスタイリッシュさを両立。かなり洗練されたダース・ベイダーといった印象ですが、特に腕や脚を覆う「スーツ感」の再現が素晴らしいです。
難点と言えば、黒すぎるカラーリングの影響で少しの汚れやホコリが付着するとめちゃくちゃ目立つところ。そして後述する軟質素材製のマントの裾が地面に触れる影響で、カッコよく素立ちさせようとすると意外と苦労する点。


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頭部マスク。劇中ではグランドピアノに採用されるような漆黒の鏡面仕上げのような意匠ですが、フィギュアーツ版はガンメタリックで光沢のある仕上がりに。さすがにプラスチック素材で鏡面仕上げを施すとなると、とんでもなくコストが嵩んでしまうと思うので、このガンメタ調の仕上げはあくまで雰囲気を崩さないよう取られた手法でしょう。個人的にはアリだと思います。


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さらにアップで。マスクの細かい意匠の再現が凄まじいです。プラモデルでもそうでしたが、バンダイがとことんスター・ウォーズを研究しているという姿勢が伺えます。


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個人的に驚いたのは頭部の裏面。取り外した時にしか見えませんが、何とヘルメット内部の意匠に加え、ちらりと覗くアナキンの頭と耳も塗装で再現されています。こんな普段は見えないところまで再現してくるあたり、バンダイの強烈な気合いを感じました。


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スーツの呼吸コントロール計器や、ベルト部のエレクトロニクスも抜かりなし。


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マントは軟質素材製。大きくはためかすことができますが、リボルテックのようにジョイントで接続されていないので、自由に形状を制御できるというわけではないです。ただし造形的な点で言えば、リボルテックより軟質素材ワンピース構成のフィギュアーツの方が優れていると思います。


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肘関節の可動、肩関節のスイングは従来通りのフィギュアーツに準じます。


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肩のジョイント部を一段階引き下げることで腕の可動範囲が広がりますが、大きく引き出せるわけではないのでそこまで恩恵はない気がします。


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腰は不自由なく回転。


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脚部の可動。一見スーツに覆われてあまり動かないように見えますが、ここまで腿を上げて膝を曲げることが可能。ですが構造上、動かし辛いのは仕方のないところでしょうか。


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ベイダーキック。股関節も大きく開脚させることができるので、アクション性能がそこまで低いというわけではありません。ただダース・ベイダーというキャラクターの性質上、大見得を張った大胆なアクションポーズは似合はないので、最低限の可動基準さえ満たしていれば問題なし。


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一応それらしく膝立ちをさせることも可能。


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交換用手首は4種類。EPISODE Ⅵでルークに切断された右手を再現するパーツも付属してきます。切断パーツを取り付ける関係から、右手首にはジョイント基部が接続され、逆に左手のジョイントはベイダー本体側に取り付けてあるのが特徴です。


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ライトセーバー。ヒルトは起動時と非起動時の2種類。小さいながらヒルトの造形も細かいですが、残念ながら非起動時のヒルトはベイダー側に装着できません。


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やはりベイダーには激しいアクションポーズは似合わないので、どっしりと構えさせてやると雰囲気が出ます。


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ただもう少しセーバーを両手持ちさせやすい機構だと、ポーズの幅が広がっていいような気がします。


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切断された右腕。ルークが出揃ってはじめて真価を発揮しそう。


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そして初回特典の「Episode VI 運命の闘い」スペシャルディスプレイスタンド。とにかくでかい。


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組み上げるとこんな感じに。Episode VIのクライマックスシーンでもあるデス・スターⅡ内部の皇帝の玉座を再現したようなディスプレイセット。


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窓部分は穴が開いてるので後ろの背景は選びそうですが、正直ベイダー本体よりこっちのディスプレイセットの方が遊び倒し甲斐があります。


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もちろんベイダーのバックに置けば劇中雰囲気は倍増。ルークと並べて早くEpisode VIのクライマックスシーンを再現したい!


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アワレ!ニンジャスレイヤー!ダース・ベイダー=サンのフォース・チョーキング・ジツには耐えられない!ジェダイ殺すべし!
こんな風にステップ部分の穴には魂STAGEのアームを取り付けることも可能です。


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違う、そっちの息子じゃない。


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IKKOUSEN WARS。


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フォースは私の一族と共に――。


以上、S.H.Figuarts ダース・ベイダーのレビューでした。プラモデルの時も驚かされましたが、フィギュアーツになってもバンダイが相当気合いを入れてスター・ウォーズのアイテム展開に望んでいるのを身を持って感じる出来映えでした。可動に関してはそこまで激しい動きをさせるようなキャラでもないので、どちらかと言えば造形面で際立った部分が多い点と、それらのディテールをイメージを崩さず商品化させてきた姿勢は凄いです。そして大ボリュームすぎる初回特典のスタンドセット。これは多分手に入れないと損をします。
ひとつケチをつけるならば、一緒に並べたいストーム・トルーパーが割高で、しかもトルーパーは複数買いが前提のようなポジションなので、財布にあまり優しくない点。プラモデルのトルーパーはフィギュアーツより少しサイズが大きいので、ベイダーと並べても違和感があるのが辛いところです。とは言えベイダーがこの出来なら、是非ともズラッと並べたトルーパーの前にベイダーを置いて、劇中の雰囲気を味わってみたいです。
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Comment

Name - Ryan  

Title - 

Oh,so cool.Anakin Skywalker...the chosen one indeed.....just finished watching episode VI...
ありがとうございます
2015.04.26 Sun 00:48
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Name - べるべる  

Title - 

>>To Ryanさん
Thanks a lot! I really look forward to the new episodeⅦ!
2015.05.01 Fri 12:10
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Name - ピエット  

Title - 

予想以上の出来に感動しました。
でも身長がトルーパーと一緒なのが残念でした。
映画だと頭一つ分くらい大きかったはずなので、その辺も再現してほしかったです
2015.05.01 Fri 13:35
Edit | Reply |  

Name - べるべる  

Title - Re: タイトルなし

>>ピエットさん

> でも身長がトルーパーと一緒なのが残念でした。
確かに設定だと身長2メートルの長身ですからね…自分はまだトルーパーと並べられてないので、その辺の差は実際に並べてみると顕著に感じるかもしれませんね。
2015.05.02 Sat 00:39
Edit | Reply |  

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