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【レビュー】ROBOT魂 フリーダムガンダム 

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『機動戦士ガンダムSEED』から、ニュートロンジャマーキャンセラーを搭載したザフトの新型MSにして、C.E.70年最強の戦歴を持つMS。ROBOT魂 フリーダムガンダムのレビューです。長らくスパンを開けていたROBOT魂 SIDE MSのガンダムSEEDシリーズ。その新章幕開けとも言うべきフラッグシップアイテムとなったのは、キラ・ヤマトの駆るフリーダム、そして続くジャスティスと主人公勢のMSが続々と登場。SEEDシリーズのROBOT魂自体、長いこと触っていなかったので、ここにきてあのフリーダムが最新フォーマットでのリリースともなれば、期待値が高まる理由も必然。

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ROBOT魂 フリーダムガンダム
発売時期:2015年8月
販売価格 5,940円(税込)

少し懐かしさあるパッケージ裏面の劇中セリフをあしらったデザイン。ROBOT魂SEEDシリーズの初期にエールストライクが発売された時も、斬新な可動ギミックを全面に押し出したコマーシャルが記憶に残っていますが、今回のフリーダムも同じく、「史上最もしなやかで躍動的なフリーダム」と言うのが公式の売り文句になっています。


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▲初回特典のマーキングシールが封入される冊子。
劇中でのエピソード説明や、WEB限定販売で情報解禁となったROBOT魂プロヴィデンスガンダムのページもあります。ジャスティスとプロヴィのデカールも入っているので、欲しい場合はこの初回特典を手に入れなければならないという寸法。


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▲フリーダム本体。洗練されたシルエットはやや重田テイスト重視ながらも、現代的なスタイリッシュさも加味されて破綻のないプロポーションを形成。
これまでも数多くのシリーズで立体化されてきたフリーダムなだけあり、そのフィードバックも合わさって、過去のいずれの立体物とも重複しないプロポーションのデスクトップサイズのフリーダムガンダム。面構成、ディテールは十分な量で、それでいて塗装精度も荒のない品質。ただ大きな背負いものの影響で、スタンド無しでの自立は少々困難。


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▲頭部。恐らく一番激しく好みが分かれるであろうポイント。
造形的に重田デザインにベクトルが偏っているせいか、眺める角度によっては「これは本当にフリーダムなのか?」と錯覚すら覚えるビジュアルに。その要因としては、まずマスクのスリットインテークの入れ方、頬のグレー部分の面積、そしてカメラアイの目つきなどに依る所が多いと思われます。横顔に限っては、劇中で見せた表情に酷似していると思います。もはや立体物が数多くある中で、いずれのデザインの頭部造形を最適解とするかは難しくなってきているフリーダムですが、今回のROBOT魂の造形の美点をあげるとすれば、「可動映えする顔」というところに尽きると思います。即ちこの顔はアクションポーズを作って動かしてこそ映えるのであって、ポーズを取らない状態で凝視すると違和感が生じるという、なかなか不思議な造形の落としどころになっているのです。


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▲胸部インテーク、背部メインスラスター内部はガンメタリックカラー。


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▲首元の可動。
上下の可動は優秀ですが、左右への回転に少々難あり。襟元と顎が干渉するので、顔の回転はやや制限されます。


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▲肘関節、肩関節の可動。
しなやか且つ大胆な可動性能で、ROBOT魂最新フォーマットの名に恥じないアクション性能を有しています。特に肩関節の引き出しは驚異的で、ほぼ前方まっすぐまで肩アーマーが向く程関節を引き出すことができます。


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▲胴体内部の可動ポイント。
前屈、仰け反りに対応可能な可動ポイントを内蔵。


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▲腰の回転。
干渉物もないため腰の捻りは非常にスムーズ。SEED特有の大見えを張ったアクションポーズに貢献します。


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▲膝関節の可動。もはやお家芸。
二重関節がしなやかに曲がり、大胆な可動を実現。この点も最新フォーマットに恥じない可動性能です。


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▲股関節の開脚。
サイドアーマーのレールガンの影響で開脚角度自体は制限されますが、必要十分。


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▲脚部スリッパ前部の可動ロール軸。
独立したロール軸によって、脚部のアグレッシブな開脚角度にも追従。


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▲蹴り上げポーズも決まる。
劇中でたびたびMSにキックをかましていたキラの愛機なだけあり、キックポーズに必要な脚部の振り上げも余裕でこなせます。


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▲脛裏のスラスターは展開可能。


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▲ルプス ビームライフル&ラミネートアンチビームシールド。
武器の大きさも程よく、必要以上に大振りなサイズではありません。


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▲ルプス ビームライフルはリアアーマーへマウント可能。


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▲ラミネートアンチビームシールドは肘のハードポイント接続の他、グリップでの保持もできます。


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▲ラケルタ ビームサーベルはグリップが2本付属する他、アンビデクストラス・ハルバード状態のグリップも付属。
アンビデクストラス・ハルバードはグリップを連結する方式より個別にあった方が嬉しいので、この仕様は助かります。


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▲ラケルタ ビームサーベルはサイドアーマーへ収納。
グリップに凹凸があるとはいえ、遊んでいると一番ポロリするパーツなので、なかなかのストレスに。


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▲背面のウイングバインダーは設定通りに可動、展開。
可動構造は過去の立体物の設計を基に落とし込んであるので、動かし方もそれらと同じ。慣れ親しんでいる人には違和感なく展開できます。


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▲バラエーナ プラズマ収束ビーム砲の展開。
通常のフルバースト形態のみならず、もちろんハイマットフルバーストにも対応した可動機構になっています。砲身の色分けも十分。


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▲クスィフィアス レール砲の展開。
グリップ展開ギミックも内蔵されているので、持ち手で握らせることも可能。


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▲交換用手首一式。
表情付きの平手はグワッと大きな動きがついた造形になっています。


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▲股下の魂STAGEアーム接続部の他、背面スラスターの蓋の中にもアームの接続部を内蔵。
もしかすると背面の接続部にROBOT魂ミーティアを接続…なんてことになりそうな気がしないでもないですが、背面の接続ポイントにより、ディスプレイの幅がグッと広がります。


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▲武装装備状態。


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▲大気圏突入。
飛行ポーズがメインとなるMSなだけに、やはり空中ディスプレイさせると様になります。


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▲舞い降りた剣。
フリーダムと言えばやはりオペレーション・スピットブレイクの渦中に介入したあのシーンが印象的。翼を広げたポーズがばっちりと決まります。


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▲ルプス ビームライフル。
フォアグリップを保持した両手持ちも難なくこなせます。


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▲バラエーナ プラズマ収束ビーム砲。
背面のアーム接続部を使用することで、劇中キラが幾度なく繰り出した空中回転後の逆さバラエーナ発射ポーズも再現可能。これはROBOT魂フリーダムだけができるアドバンテージと言えます。


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▲クスィフィアス レール砲。


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▲ラケルタ ビームサーベル。
発振パーツはクリアーピンク。


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▲回転斬り抜け。


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▲ラケルタ 2刀流。


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▲ラケルタ ビームサーベル アンビデクストラス・ハルバード。


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▲ハイマット・フルバースト。
展開時のボリュームは迫力満点。


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▲通常のフルバーストポーズももちろん、逆さ空中ハイマット・フルバーストも。
劇中ポーズのみならず、思い通りにフルバーストポーズを決めることができます。


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▲戦火の中でデュエルガンダムと邂逅。


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▲キラの戦い方が大きく変わった瞬間。


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以上、ROBOT魂 フリーダムガンダムのレビューでした。とにもかくにも頭部の造形、これのおかげで素直に満点をあげられないのが悔しい所です。ギミック、プレイバリューはさすがに充実しており、しなやかに動く可動性能と相まって、劇中でフリーダムが見せたアクションはほぼ再現できる内容になっています。ただ頭部の造形もアクションポーズを取らせていると、角度によっては非常に劇中のフリーダムの表情によく似た雰囲気を出してくれるので、一長一短といったところでしょうか。続くは兄弟機のジャスティスガンダム、そして宿敵ラウ・ル・クルーゼの駆るプロヴィデンスと、しばらくは楽しめそうなROBOT魂SEEDシリーズ。個人的にはこの勢いでデスティニーをリメイク、もしくはインパルスあたりを出してくれたら嬉しいかなぁ。
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Comment

Name - 名無しさん  

Title - 

カッコいいレビューすばらしいです。このサイズで思い切り動かせるという意味ではいいフリーダムですね。
2015.08.09 Sun 23:32
Edit | Reply |  

Name - べるべる  

Title - Re: タイトルなし

>>名無しさん

> カッコいいレビューすばらしいです。このサイズで思い切り動かせるという意味ではいいフリーダムですね。
ありがとうございます。確かにそうですね、満足に動かせるギミック完全再現のフリーダムとしては最高峰だと思います。
2015.08.12 Wed 22:14
Edit | Reply |  

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